2013年6月24日月曜日

任地ギマラス 新しい友達 走るように過ごす日々

久しぶりのブログ。
もう任地のギマラスに来てから一ヶ月経った。

周りの人、住まいの環境等とても恵まれていて感謝している。
最近は近所にビジネスマインドの若い女性仲間が出来て、毎日のように私のプロジェクトのアクセサリーのサンプル作りに励んでいる。

あれもこれもしたい事があって
土日関係なく仕事関係の事をしている。


土曜はアクセサリーに使える部品を近くの街まで船に乗って買いに行く。

昨日は
8時 サンデーマーケットで野菜やお肉を購入
9時 料理(一週間分)
10時 ギターレッスン
12時 ランチ、掃除、洗濯、家の窓に半透明フィルムを貼る、休憩、英語の勉強
5時半 友達の運営しているお店へ
6時  アクセサリーを作っているおばさまの家(彼女の2人の娘がビジネスマインドを持つ)に材料持ってGO 
    10時まで女6人で制作&お喋り。

その新しい友達は、本当に素敵。
私がどうやって作り手の現地の人をモチベーションづけるか、っていうお題をだしたら
ポンポン例 を出して説明してくれるし。(最年少のリバイは島を所有していて数十人の従業人を雇っている。)
雇用を生み、収入が増える事で失うものもあるんじゃないかな?という私の純粋な疑問(フィリピンはお金が無くてもみんな笑っている。お金に支配されていない。)に対して
「お金との関係のあり方を従業人に教育すれば良いんだよ。」
と答えてくれる。
そんな風に考えた事が無かった。
お給料を渡すと同時に、物理的にだけではなく考え方まで豊かになるように 導く事ができるなんて。

こんな会話のお陰で私の英単語ボキャブラリーにマーケティング/ビジネス用語が追加されつつある。毎日が勉強。



帰ってきてからも夜までデザイン画を書いていて寝付けなかった。
朝も興奮して早く起きちゃう。5時過ぎに目が覚めてから、横になっても2度寝ができない。
1日が24時間じゃ足りない。「もっと時間がほしい」って意識が訴えているんだろう。

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今は作ってもらっているバスケットのサンプル待ち中に、アクセサリーのアイディア出し&リサーチ。
これからどうやって雇用を増やすかっていう事を考えている。
例えばココナッツや木等の現地素材を使ってアクセサリーを作りお店に置いたりネットで売る事はまず思いつくけど、
アクセサリーにしないでパーツの段階のものを大量に作って問屋さんに売るっていう手もあるなあと。
一個当たりの単価は低くなるけど沢山売れる可能性が高くなる。
もしくは両方やるか。
日本の量販店で売ってもらうには会社形式にしないと参入できないかな?などなど。。



たまに起業家の山口絵里子さんのブログを読む。
彼女の言う「途上国に雇用を生む」っていう目標は 私もシェアしているもので
彼女の活躍はとても嬉しい。

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「私達天秤座は興味の対象が多いんだよ〜」
とセレクトショップのオーナーのマリアン(27歳、ビジネスウーマン仲間のひとり)はよく笑って言うけど
まさにその通りで、私の興味の対象はひとつに絞れなくて、2年後、青年海外協力隊の任務期間が終わった後にもうやりたい事が浮かんでわくわくしています。
それは本職のデザイン・アートとは全く関係なく、習っているギターとも違う事。

とにかく、走るように生きています。
でも毎日、特に夜ひとりでいる時に ふと ああ、あの人に会いたいなと思う人がいます。
特定の人っていう意味じゃなくて。友達とか、家族とか。

でも、東京に戻りたい訳じゃない。東京は 美しいけれど、全てが飽和している街。
飽和しているのに 一番大事な物が見えにくくなっている街。
私にとっての東京、真っ先に考えるのは 夜の東京です。。他の人はどうかな。

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