2013年7月28日日曜日

日曜日の過ごし方

毎日色々な事があります。

朝からイロイロシティーまで船に乗って出掛け
少し観光した後
ランチを兼ねてデザインミィーティング。素敵な出会いに感謝。
これからの私の活動について話をした。どうやってギマラスのプロダクトを販売するか。
今までの古いやり方と新しいやり方の違いについて。
経験豊富でイロイロシティーをベースに活動されているデザイナーの彼に刺激を受ける。

それから英語のプライベートレッスンを経て (今日で二回目。)
ギマラスに帰り
友達の家で色々話し
彼女の趣味のドローウィングを見せてもらった

そのドローウィングに感動、涙が出そうだった。
心に訴えるそれらに感情を動かされる。too powerful actually..
 そして彼女は彼女が才能を持っている事を知らないのだ
ただ感情のままに 暇つぶしで書いたという。誰にも見せるつもりは無く。
ああ、、、
バランス感覚といい色彩といい、計算したかのような”作品”達。。。
私は特に気取らない絵が好き。プロではない彼女の絵がすごく新鮮に見える。
見るのをやめる事ができずに何度も何度もページをめくり眺める。
 好きなのをあげるよ、もし欲しければ と言われ喜んで一枚拝借。
彼女も嬉しそうだ。

やりたい事が沢山ある。
そのやりたい事を追いかけ次々叶えているうちに気がついたら年をとっていて
次世代に夢を語って託して
世界の将来にわくわくしながら 死ねたら

私の人生は最高です。

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今日見たきれいなもの
 もちろん彼女の絵達です。美しいとかかっこいいっていう概念を超えた、とにかく感情に迫る絵。絵っていう言葉でくくれないもの。物質っていう言葉にすらおさめられない。
最近バギオの美術館で見たどの作品より私の心を動かす。




2013年7月25日木曜日

マニラから帰ってきました。

先週はマニラへ買い出し、その後でその北のバギオという所に旅行に行っていた。

人生初、チケットを買っていたフライトを逃すという経験をしただけでなく、、
とにかく色んな事があり、人生の1つのターニングポイントになったと言っても良いくらいの出来事があった。

人生は勉強の連続。その機会に感謝。
私が今回考えた事は人の人間性の美しさ、その反対の醜さについて。
私が思うに、
美しいのは人を思いやる気持ちと、世の中を良くする為に持てる力を使おうと努力する事。
醜いのは傲慢。
人の傲慢を通して、自分の持っていた傲慢をクリアに見る事ができた。
傲慢によって沢山の人を傷つけていた事に本当に心から謝りたい。



さて、今日はギマラス島内の別のコミュニティーにお邪魔した。
藤でバスケットを作っている。





2013年7月9日火曜日

メモ的記事。

メモ的な記事。

コミュニティー「サパール」で作っている既存のプロダクト。これで十分素敵。
開発できる点としては持ち手中央部分10〜15cm に合皮の革を巻いたら重いものを入れても痛くなくなる。
その場で革を巻いて見せたらユーザーの女の子も同意。




2013年7月4日木曜日

日常のほしくず

私のデザインしたバスケットのファーストサンプルができ、今それを改良してもらっている。
アクセサリーの方も、近所の都市の職業訓練所のディレクターに写真を送った。DTI(貿易産業省)の人に見せてくれるという。
それらの写真載せたいけれど、それは商品になってから。♡

今日はオフィスのデスクのパソコンでずっと書類作りしていました。
調べる事も提出するものも結構ある…こういう作業苦手で頭こんがらがりながらやっている。

夕べは同期のメンバー複数名とラインで同時にチャット。なんて心強いんだろうと思うと同時に、私ひとりの活動は私ひとりでやっているんじゃないんだと実感…。
私は他メンバーの活動の一部にもなれるし、他の人が私の活動を助けてくれる。色んな形で。
大地に細かい根を張る木のように、私という人間もどんどん枝分かれして長く伸びて、他の木にくっついて支えて、いつか倒れる事のない木になるのかな。
沢山枝分かれしよう。決して惜しまずに。私らしさを見失わずに。

写真。
1…ホストファミリーの子供の男の子。一緒に絵を書く。
彼に少しづつ絵を教えている。
2…ここ職業訓練所の新入生パーティー。新入生がそれぞれ出し物を持ち寄って披露する。こんな格好で躍るツワモノも…笑 ちなみに私も披露したよ!チャチャというダンスを受付の女の子達と一緒に!
3…何となくデザインを考えている時のデスクの上。学生時代に作ったスクラップブックは今でも重宝している。あの時みた沢山のきれいなもの、感動したものは今でもものづくりのヒントの宝庫になっていると思う。

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今日見たきれいなもの
カウンターパートの女性の笑顔!





2013年7月2日火曜日

「シェアする」情熱

I'm happy that I'm blessing with good people in here.

人に恵まれていて感謝。
今日も友達の家にお邪魔しておばさまと一緒にもくもくとアクセサリーのサンプルを作る。
友達の内のひとりMは私にいつも刺激をくれる。
私と同い年っていうのもあるのかな、彼女の事は「遠い成功者」とは思えない。彼女が私に見せる英語のビジネス哲学本は、今まで私が見て来たどの啓発本より真実味を帯びて見える。
「人をインスパイアーするんだよ、情熱をお金に変えて、幸せな形で人を助けて自分も幸せになるんだよ」と言う彼女。

夕べスティーブジョブスのスピーチをまた見ていた。彼のスピーチが人を感動させる理由のひとつは、彼は自分の愛する事に取り組む事を恐れなかったから。一寸先も見えなくても。

私の情熱(愛する事)って何だろう、と原点に振り返る。
人に出会う事。今まで考えもしなかった価値観に出会う事。ものを作る事。きれいなものを見る事。
今、新しい情熱が生まれている。それは「シェアする」という事。
時間を、感動を、夢を、食べ物を、自分の特技を。それらは少しの努力が必要だけど、人間の幸せの原点ってここにあるんでは、と考え始める。

私が私の頭に生まれる新しいプロダクトのアイディアは、たいてい実際もう頭の中で完成している。細部まで、素材も手触りも重さも。(これは前からそうだ。高校生くらいの頃から。何かを作る時。)
つまりそれを現実のものにする理由は無かったりする。私はそれをじっくり観察する事ができるから。頭の中で。宝箱にしまってある宝石をひとりで楽しむようなものだ。または絵を書けば良い。デザイン画を。それに忠実な。
でもそこに「これを他人とシェアしたい」という情熱が加わればそれを作るしか無くなる。逆に言えば、その情熱が無ければそれらのアイディアは日の目を見ない。

私はファーマーでは無いから、作ったお米をシェア(分け与える)する事はできない。コンピュータのエキスパートではないから、技術をシェアする事はできない。歌を歌ってその音色をシェアするのも私の専門ではない。
私がシェアできるのは、私の頭の中にあるアイディア/プロダクト、絵を書く技術だけ。

なら、それを提供しなきゃ。シェアしなくては。彼らにとってハッピーな形で。ここでは周りの人が私にいつも何かをくれるししてくれる。だから自然とそういう気持ちになる。

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そもそもボランティアで来ている以上この考えは基本的なものだけど、この国のこの小さい島に住んでここの住人に囲まれ、実際に肌で感じて心で反応する自分の素直な気持ち。
「分け与える」「シェアする」事が理性ではなく情熱に変わりつつある。

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今日見たきれいなもの

きれいなものではないけど、友人のひとりLの英語の話し方と発音はゆっくりしていてとてもクリアで良いなあといつも思う。
RとLはもちろん母音のバリエーションもきちんと使い分けているから安心して話を聞ける。この国ではこういう人はけっこう珍しいのだ。私もそんな印象を相手に持ってもらえるような英語を話したいなと思う。